Virus
ドカァン!


車が激しく揺れる。


祐「ちっ…!」


化物は車の上から車に攻撃してくる。


やりたい放題やりやがって!


外に出るか!?


だがっ…!


俺はガソリンの残留を見た。


……少しならいけるか?


ガシャァン!


瞳「きゃあああ!」


佐野側の窓ガラスが壊れた。


もう迷っている暇はない!


私は、車のエンジンをかけた。


ブロロロ!


涼「祐騎さん!?」


祐「あいつを落とす!」


涼「でも、ガソリンの残留がわずかなんじゃ……!?」

祐「もう、迷っている暇はない!ガソリンが尽きるまでが勝負だっ!」


ブォン!


再び、私は車を走らせた。
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