Virus
祐「なっ…!?そんな、バカな…!」


祐騎さんが凄く驚いている。


ウィルスに感染すれは、今の所対処する方法はない。

ワクチンがあれば別だがそんなもの持っていない。


涼「ひ、瞳?」


俺は、声をかけた。


瞳「涼……?」


涼「大丈夫…なのか?」


瞳「うん……全然何処もなんともない…」


俺は、みみちゃんを見たから分かってる。


ウィルスに感染すれば、傷口からも、口からも血が出てき、しかもかなり苦しそうだった。


なのに……瞳にはその症状が見られない。


それどころか、血は止まってきてる。


感染……しなかった?


いやっ、でも!


最初は、確かに傷口の周りが赤く変色してた。


一体どうなって……


祐「佐野、お前まさか……。抗体が…あるのか…?」

祐騎さんがそう聞いてきた。
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