Virus
涼の後ろに人がいた。


その人は、鉄パイプのような物で涼の頭を殴った。


瞳「涼!涼!」


ウチはゆさゆさと涼の体を揺すった。


返事はない。


周りには5〜6人の同じ格好をした人達がいた。


G.T………?


S.Dと似ている…。


そう考えてる間にもジリジリとウチの方へ来る。


瞳「こ……来ないでっ…!」


ウチは、後ろに下がろうとしたが後頭部に衝撃が走った。


瞳「あぐっ…!」


ドサッ……


視界が揺れる……。


辺りが暗くなってきた。


瞳「りょ……う……」


そこで、ウチの意識は完全になくなった。


「……運べ」


「はっ」


謎の組織の人間が倒れている2人に近付いた……。
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