Virus
流「えっ、両親が勤めてたの?」


瞳「いえ、働いてないです。でも、見覚えがあるんですよ。ハッキリは思い出せないんですが……。確か……こっちが資料室だった気が……」


曖昧になってしまってる記憶を辿った。


祐「資料室か……。資料室なら、研究所の資料とか証拠になるようなもんがあるかもしれないな…」


遊「そうだな…。何か手掛かりが見付かるかもしれない」


流「じゃあ……、瞳ちゃん。道案内お願い出来る?」

流架は瞳の顔を見ながら聞いた。


瞳「曖昧なんですけど……」


流「構わないよ」


瞳「じゃあ、こっちです」

瞳は道案内をして、資料室まで誘った。


?「ふふっ……。来た来た……」


その様子を監視カメラで見ていた誰かがそう呟いて笑った。
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