Virus
その声に反応して皆が集まった。


夕「どうかした〜?」


瞳「これを見て欲しいの」

ウチはさっきの手紙を皆に見せた。


祐「極秘研究所……。そんなもんが地下にあったとは……」


流「にしても、本の間とは考えたね。こんなの全部を調べられないからね」


そのくらいの本の量だ。


裕「それを言ったら、これを見つけたひとっちの方が凄いじゃん☆」


ちょっとだけ笑顔が戻った裕大がそう言った。


……てか、ウチひとっちだったっけ?


どうやらあだ名は変わるみたいだ。


夕「確かにそうだよねぇ☆流石、瞳♪」


瞳「たまたまだよ。たまたま」


遊「じゃあ、いっちょ行ってみっか」


流「そうだね」


ウチ等は、地下に続くロック式の扉まで行った。
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