Virus
第8章 悲しい再開、そして真実
裕「な…んで……」
瞳「嘘…でしょ!?なんでみみが…!」
?「教えてあげよっか?」
遊「!?」
姿はないが声が聞こえる。
アナウンスで話してるみたいだ。
その声は若い男の声だった。
流「…?」
(この声……。何処かで…)
聞き覚えのある声だった。
?「ふふ……。それにしても君達は頭が良いね。噛まれたら感染する事が分かっちゃったんだから。だから、この子を置いてったんでしょ?」
裕「!!」
裕大が眉をひそめた。
“置いてった”と言う表現が心に来たのだ。
遊「だったらなんだって言うんだ!俺がそう言ったんだ!」
キッと何処に居るか分からない相手に対して睨み付ける。
?「なるほどね。君は特に頭が良いからね、宇佐美 遊志くん」
遊「なっ!?なんで、俺の名前を!?」
?「皆、分かってるよ。S.Dのお二人さんの事もね」
祐「なんだと!?」
?「クスクス……。あぁ、そういえば裕大くんはその子の恋人だっけ?どう?恋人が化物になった感想は?」
裕「!!」
?「あぁ、ゾンビみたいに腐敗してるわけじゃないからまだ良かったかな?」
裕「てめぇ…!」
裕大は歯ぎしりをした。
瞳「一体みみに何をしたの!?」
?「クス…佐野 瞳さん。君の事もよーく知ってるよ……」
瞳「えっ?」
?「まぁ、いいや。教えてあげるよ。その子にはね、死体をすらゾンビにさせる程、強い“キメラウィルス”を投与したんだよ」
流「キメラ…ウィルス!?」
?「そう。まぁ、その子の場合…もう感染してたけどね」
男はクスクス笑いながら説明し始めた。
瞳「嘘…でしょ!?なんでみみが…!」
?「教えてあげよっか?」
遊「!?」
姿はないが声が聞こえる。
アナウンスで話してるみたいだ。
その声は若い男の声だった。
流「…?」
(この声……。何処かで…)
聞き覚えのある声だった。
?「ふふ……。それにしても君達は頭が良いね。噛まれたら感染する事が分かっちゃったんだから。だから、この子を置いてったんでしょ?」
裕「!!」
裕大が眉をひそめた。
“置いてった”と言う表現が心に来たのだ。
遊「だったらなんだって言うんだ!俺がそう言ったんだ!」
キッと何処に居るか分からない相手に対して睨み付ける。
?「なるほどね。君は特に頭が良いからね、宇佐美 遊志くん」
遊「なっ!?なんで、俺の名前を!?」
?「皆、分かってるよ。S.Dのお二人さんの事もね」
祐「なんだと!?」
?「クスクス……。あぁ、そういえば裕大くんはその子の恋人だっけ?どう?恋人が化物になった感想は?」
裕「!!」
?「あぁ、ゾンビみたいに腐敗してるわけじゃないからまだ良かったかな?」
裕「てめぇ…!」
裕大は歯ぎしりをした。
瞳「一体みみに何をしたの!?」
?「クス…佐野 瞳さん。君の事もよーく知ってるよ……」
瞳「えっ?」
?「まぁ、いいや。教えてあげるよ。その子にはね、死体をすらゾンビにさせる程、強い“キメラウィルス”を投与したんだよ」
流「キメラ…ウィルス!?」
?「そう。まぁ、その子の場合…もう感染してたけどね」
男はクスクス笑いながら説明し始めた。