Virus
瞳「…大丈夫…だよね…」
涼「うん…。大丈夫。あの2人は強いからね」
涼がそう言った瞬間、胸に痛みを感じた。
涼「っ…?」
眉をしかめる。
瞳「?涼?」
次の瞬間、見に覚えのある痛みが襲う。
涼「っ!?」
思わず膝をつき、胸を押さえ付けた。
瞳「涼!?」
涼(まさ…か…!?)
そのまさかだった。
まだ体内に寄生虫が少し残っていたようで、それが成長したようだ。
また涼を乗っ取ろうと暴れ始めたのだ。
涼「グァッ…!」
瞳「そんなっ!やだ…やだよ!」
瞳が涼の肩を掴む。
すると、そこに誰かが来た。
涼「!お前…は…!」
そこに居たのはゼロだった。
涼は咄嗟に瞳を庇う。
瞳「ゼロ……」
瞳は名前を呼んだ。
涼「えっ…?瞳…なんで知って…グゥ…!」
涼は胸を強く押さえつける。
瞳「涼!」
ゼ「……」
ゼロは静かに近付いてくる。
瞳「ゼロ…。お願いやめて!」
瞳は涼を庇う。
そんな瞳にゼロは静かに言った。
ゼ「大丈夫。今からヒドラを出してあげるだけだから」
瞳「えっ?」
涙をいっぱい溜めた瞳が聞く。
ゼ「ヒドラは…少しでも幼体が残ってるとすぐ成長してしまうんだ。でも、まだ間に合う。かなり痛いけど…大丈夫か?」
ゼロは涼に聞いた。
涼「ハァ…誰に言ってやがる…。あの痛みに比べて…こいつを出すくらいなんて事、ねぇよ…」
あの痛みとは、きっとウィルスを投与された時の事だろう。
ゼ「そう…。確かにそうかもね…」
ゼロがスッと涼の胸の前に手を出した。
ゼ「瞳、押さえてて」
瞳「えっ、こう?」
瞳は涼の腕と腕を押さえた。
ゼ「うん。……じゃあ、いくよ」
ゼロの言葉に涼は頷いた。
涼「うん…。大丈夫。あの2人は強いからね」
涼がそう言った瞬間、胸に痛みを感じた。
涼「っ…?」
眉をしかめる。
瞳「?涼?」
次の瞬間、見に覚えのある痛みが襲う。
涼「っ!?」
思わず膝をつき、胸を押さえ付けた。
瞳「涼!?」
涼(まさ…か…!?)
そのまさかだった。
まだ体内に寄生虫が少し残っていたようで、それが成長したようだ。
また涼を乗っ取ろうと暴れ始めたのだ。
涼「グァッ…!」
瞳「そんなっ!やだ…やだよ!」
瞳が涼の肩を掴む。
すると、そこに誰かが来た。
涼「!お前…は…!」
そこに居たのはゼロだった。
涼は咄嗟に瞳を庇う。
瞳「ゼロ……」
瞳は名前を呼んだ。
涼「えっ…?瞳…なんで知って…グゥ…!」
涼は胸を強く押さえつける。
瞳「涼!」
ゼ「……」
ゼロは静かに近付いてくる。
瞳「ゼロ…。お願いやめて!」
瞳は涼を庇う。
そんな瞳にゼロは静かに言った。
ゼ「大丈夫。今からヒドラを出してあげるだけだから」
瞳「えっ?」
涙をいっぱい溜めた瞳が聞く。
ゼ「ヒドラは…少しでも幼体が残ってるとすぐ成長してしまうんだ。でも、まだ間に合う。かなり痛いけど…大丈夫か?」
ゼロは涼に聞いた。
涼「ハァ…誰に言ってやがる…。あの痛みに比べて…こいつを出すくらいなんて事、ねぇよ…」
あの痛みとは、きっとウィルスを投与された時の事だろう。
ゼ「そう…。確かにそうかもね…」
ゼロがスッと涼の胸の前に手を出した。
ゼ「瞳、押さえてて」
瞳「えっ、こう?」
瞳は涼の腕と腕を押さえた。
ゼ「うん。……じゃあ、いくよ」
ゼロの言葉に涼は頷いた。