Virus
第10章 その後
その後、ウチ等はS.Dの本部があるイギリスに行った。


そこはかなり大きな施設で安全だった為様々な国籍の人が避難していた。


ウチと涼は怪我の治療もして貰った。


本部に着いた瞬間、祐騎さんと流架さんは担架に運ばれて行った。


流架さんも大怪我だったが、祐騎さんはもっと酷く、すぐに手術が行われた。


聞いた話だと今回の事件で亡くなった人は世界で2/3そうだ。


世界の殆どの人が化物に襲われ、死んだり化物になってしまっていたと言う事だった。


怪我の治療が終わると涼は防護服を来た人達に連れていかれた。


危害は加えないと言う事だったがウチは心配だった。

そんなウチに涼は「大丈夫」と言って行ってしまった。


2時間くらい経った時に涼が帰ってきた。


なんでも、ウィルスを調べたかったのと、こっちの抗体はどんな抗体なのかを調べたらしい。


ウチもその後、血液検査をした。

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