Virus
―涼 Side―

遊「さて…と。移動方法だよなぁ…問題は」


裕「車わぁ?」


宏「それしかないじゃないッスか?」


沙「でも、いいの?あたし達まだ免許ないよ?」



宏「こーゆー時はいいんッスよ。緊急事態なんッスから」



涼「だよな…。でも、かなり音出るんじゃないか?そしたら、かなりゾンビが集まってくるんじゃね?」



淳「その点は轢いて行くのがいいと思いますよ。」



涼「そ…そっか」



考えただけでゾッとするが今までだって人を撃ったりしてるしな…。



てか、なんで皆こんな冷静なんだろう…。



……って、瞳ちゃんに守るとか言っといて何、言ってんだろ 俺。



夕「まぁ、気にしなくて良いと思うよぉ」



遊「まぁ、車で行くにしろ肝心の車は何処で手に入れ…」


チャリン



みみが鍵を投げてよこした。



み「それなら大丈夫。僕の家の地下に避難用のワゴン車があるよ。ガソリンも満タンだしおまけに非常食もどっさり詰め込んである。…だけど、この人数だとすぐなくなるだろうから家にあるありったけの食料と、持てるだけの水は運んだ方がいい。」



夕「そうだね〜」



遊「うっし。決まりだな」





※車は免許をとってから運転しましょう。
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