Virus
先「まったくー…最近遅刻多いから気を付けてよ〜」


先生にそう言われるとアハハと笑った。…やっぱカッコイイ…




み「カッコイイなぁ涼くん…ってか?」




瞳「ぶっ!//」



ウチは思わず吹き出してしまった。



その原因となるみみはニヤニヤ笑ってる。




瞳「や!//止めてよ//」




み「また顔真っ赤だぞ♪」



夕「本当ー♪」




ウチはいじられキャラなのだ。




すると憧れのあの人の声が聞こえた。




涼「瞳ちゃん。」



瞳「わぁ!//りょ…涼くん!」




顔が近くにあってウチは椅子から落ちそうになった。



涼「昨日はメールごめんね。寝ちゃって」




瞳「えっ?あぁ、ううん。大丈夫//」




ウチは心臓が爆発しそうな中、笑顔を作った。




涼「そっか。ありがとう。じゃあ、今日メールするから。本当ゴメン」





と席に帰って行った。





近くだけど(笑)




沙「Love Love♪」



瞳「ちょっ!だから止めてって//」



夕「いいじゃーん。私なんか遠距離なんだからなぁ(泣)」




と夕花が言った。




夕花の彼氏は他校なのだ。



瞳「も〜//」



いつもの会話。



いつもの風景。




ウチはこれがずっと続くものだと思っていた。




だけど…




この先に待っていたのは悪夢だった。





ウチはこれから悪夢のような事が起こるなんて想像もしていなかった…




イヤ…誰1人として居なかったっと思う。
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