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先「何!?」



夕「トイレの方から?」



皆がざわめき出す中みみと宏之はトイレの方を見ていた。



宏「トイレって…」



み「まさか…?」




気付いたら2人共走り出していた。




瞳「みみ!富恵!」




ウチも駆け出した。




バァン!



宏「熊坂さん!?」




宏之が女子トイレの扉を開けるととんでもない光景が広がっていた。





中では沙紀の他に女子生徒が3人が居て1人は床に血だらけで倒れていた。




後の2人の様子が…イヤ片方の女子生徒の様子がおかしい。




「や…やだ!やめて!」




もう片方の女子生徒は泣き叫んでいた。次の瞬間



ガブッ




ウチはそれと同時にそこについてしまった。





宏・み・沙・瞳「!!!」



人が…人に噛みついた。




「いやぁぁぁ!」




噛まれた方の女子生徒は叫んだ。喉を噛まれていた。




噛んでる力が増したのか段々声が小さくなってきた。



ウチらはその光景を見て固まってしまった。




ナニ…コレ




こんな事…あるわけない…のに。そんな事を頭で考えていた時だった。





グッ




グチャッ
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