feather ~海の彼方~


しかし、その先にいたのは友達のサユミではなくて。

私と同い年くらいの男子大学生が二人。


にこやかに立っているだけだった。


「え……」


困惑した私に、背の高い方の人が話しかけてきた。


「彼女ひとり?」


「えっ?」


「俺たちと一緒に来ない?」


今度は、茶髪の方が話しかけてきた。




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