feather ~海の彼方~
「泣ける曲もいいけど、泣けるほど美味しいオムライスを食べてみない?」
「泣けるほど美味しいって…かなりの自信だね?」
「絶対、美味しいよ?食べてみ?」
「じゃあ、いただきます」
私はスプーンを手に取り、オムライスをすくった。
そしてそれを口に運ぶ。
「ど?」
「…レストランのより美味しいんですけど」
「あたりまえ♪」
さすが自信たっぷりだっただけはある。
普通にお店が開けるほど美味しかった。