忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜



「桜 おかえり。」

トコトコ近づいてきた桜の頭を撫でる鈴ちゃん…

龍矢はなんで今帰ってくんだよ!
って顔してる


「さーくらー
告白だったの〜?」


頭を撫でられ ふにゃっとしていた目をこっちに向けて


「ん〜
そうだったみたい〜
でも 興味ないから断った♪」


「ほー♪
そいやぁ 鈴が桜の事気にしとったで〜♪」


そう言われた桜はキョトンとした顔をした後、
鈴ちゃんに顔を向けてハッとしたような表情になった


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