忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜


未だに抱きついてる柚の頭を軽く撫でながら
「ほら柚。
桜が五月蝿いから離れて、私的にも離してほしいわ。」



「ぶーぶー!

まぁ 鈴ちゃんが言うなら離れるー♪」

「よろしい。さ  帰るわよ桜。」



「…………………えっ?

あっ うん!」


「桜どうした?
ボーっとして」

「いやっ!なんでもないよっ!」

「そうか?
まっ ともかく俺はここ曲がるから
じゃーな」

手ひらひらさせてるから振り返す

「あっ うん!龍バイバイッ」


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