忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜
「あのね…
鈴、柚に離れてって言うとき頭撫でてたでしょ?」
「あぁ そうね…」
「でね、 いままで鈴は僕以外頭撫でないから
それが嬉しくて いつも僕だけなんだなぁって思ってたの」
うん
って相槌うってくれる
「で 柚撫でてるとこ見たら
違うのかな?僕勘違いしてたのかな?って思って悲しくなって……」
「下らなくてゴメンね………」
また目に涙溜まってきたから顔を伏せた
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