忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜
「もぅ
どーでもいいから 待ち合わせ行くわよ」
立ち上がりカバンを取る
「ど どうでもいいっ…!?」
「真剣なのにっ」と喚いてる桜を無視して玄関に向かう
「あ ちょっ 鈴まってよ」
ブーツをはいてる後ろで無駄にあわあわしてる桜
はきおわってスッと立ち上がる
「落ち着きなさいよ
行ってきまーす」
リビングからお母さんが顔を出して
ふんわり笑って「いってらっしゃい」と見送られた
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