忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜




「…………………………



ぅわぁ! い、いつのまに!?」

声のするほうを見たら鈴が隣に座っていた

「あら、失礼ね。桜ってばさっきから横にいたのに気付かないんだもの」



「…そうだった?」



「ええ。」



気付かなかった…



「ほら 桜遅刻するから行くよ。」
そう言うとスタスタ歩いて行ってしまう

「あ!待って!!」



…ん?
なんか忘れてる気が…

.
< 7 / 91 >

この作品をシェア

pagetop