満天の星空に
ズキンッ……
「はあ……?」
なにそれ
『関わんな』って……何?
そんなに、あたしのこと嫌いになっちゃった……?
「……だから、もう学校戻――って……え?
……なんで泣いてんの!?」
「〜〜っ……泣く…に……ック……き…まってん…ック…じゃんっ………ばかっ……」
悠は、何がなんだかわかんないといった様子で、オロオロしている。
なんか……悠の前でこんなに泣いたの初めてかも。
あ、だからオロオロしてるのか。
なんて、冷静なことを思いながら、大泣きするあたし。
だけど、そう思う反面、悠に嫌われたのかなって思うと、胸がギュッと締め付けられた。
「きっ……季里?どうしたの!?」
胸がいたい
だけど、これだけは言わせて。
「…………なの……」
「え?」
「だからぁっ……すきなのぉ……」