一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「な…んで…秀が…いる…の?」
びっくりしすぎて声が上手く出ない。
「なんでって…。
お前がぶっ倒れたから俺がここまで運んできてやったの!」
嘘…。
なんで…秀があたしを…。
「ありがと………。」
「ん。」
うっ…。
ものすごく気まずいのは、あたしだけですか?
「あんさ…。
ひとつ聞いていい?」
沈黙をやぶったのは秀だった。
「うん…。」
なんだろ…?
聞きたいことって…。