一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



「離してっつったって、絶対離さねーよ。」






ギューっと抱き締めてあって、晴れてカップルになったあたしと秀は、出会って二度目のキスをした。






最初のとは比べものにならない、甘くて、深くて、サイコーのキス。






「ハァ…ハァ……ハァ。」



とは言ったものの…。
大人の階段は簡単には登れないみたいです!



「もうギブアップ?
息ができないなんて、まだまだ子供ですね〜?」




息が荒くなってるあたしをバカにするように言ってくる。



あ、あたしだってキスの間の息継ぎくらいできますよ!





「ちょっと秀!!!
もっかい!!」





あたしは勢いよくベットの上に座っている秀に抱きついて、キスをした。





「ん!おまっ…いきなり!」



「んー!!!」




しゃべらすまいと、必死に秀にキスをする。




「随分大胆だな?お姫様?
受けてたとうじゃん♪」





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