一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「おーい!マジで遅刻するぞ?」
ヤバイ秀の声だ!
ついボーッと考え込んじゃった!
「今行くー!」
あたしは勢い良く部屋を飛び出して、階段を凄まじい勢いで降りた。
「お待たせー!」
「遅い。」
「う"…すいません…。」
さっそく怒られるあたし…。
「おはよう美姫!」
家をでると咲希ちゃんと和人くんがいた。
「おはよう咲希ちゃん!」
咲希ちゃんたちの方へ一歩踏み出そうとした瞬間…秀に腕を捕まれた。
「???????」
あたしは頭の上にハテナマークを浮かべて秀を見上げる。
「手…繋ぐぞ。」
そういうと、秀は自分の手を差し出してきた。
なんか…すごい恥ずかしいよ!!!
あたしはおそるおそる秀の手のうえに自分の手を乗せる。