一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
ふん!っとそっぽ向いてほっぺを膨らませた。
「そんな心配しなくて大丈夫だよ!俺は美姫しか好きじゃねーから。」
フワッとあたしを抱き締めて呪文みたいに、囁いた。
「ん。ありがとう。
ごめんね?小さいことでいちいち焼きもちやいて…。」
秀の腕をギューってして、最後に「あたしも秀だけだよ?」って言った。
その瞬間なぜか痛いくらいにギューってされた…。
「秀〜!苦し…。」
抱き締めてくれるのは嬉しいしずっとこのままでいたいけど……苦しい。
「あ、わりぃわりぃ。」
パッと体を離して、二人でベットに腰掛ける。