一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「キャーーーーーーーー!!」
あたしは思いっきり秀を突き飛ばした。
「ってぇ…ーーー」
「ふざけないで…!な、なにが無防備よ!!無防備だったら勝手にキスしていいの!?意味わかんない!!サイテー」
そう言い放ってあたしは部屋をとびだした…
かった。
?ドアが開かない……なんで??
どんなに押しても開かない……。
「なんで開かないのよ!」
あたしが頑張ってると後ろで笑ってる奴がいる。
……………秀だ。
「………何……笑ってるのよ」
あたしは怒りながら聞いた。
それでもまだ笑い続けてる。
「なによ…いいなさいよ!!!」
あたしがそういうと、秀はやっと口を開いた。
「お前……バカか?…フフッ…そのドア…こっちからは、引いて開けるんだぞ??」
そういい終わった瞬間腹を抱えて笑いだした秀。