一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



でも…。
山崎さんがあたしにやってもらいたいって言ってるんだ。



やらせてもらおう!




「やります!!!」



「うん。いい返事だ。よろしく頼むよ。」





よーし!!!!!
あたしの初仕事。頑張るぞ!




あ。

相手のモデルさんって誰なんだろうか…。





「あぁ。いい忘れてたが、相手のモデルは、高瀬秀というウチのモデルだ。
無愛想だが、よろしく。」





あ…。

なんだ☆


相手のモデルさんって秀なんだ!



よかった〜…。





「それでは、失礼しました。」




社長に一礼して、部屋を後にした。



社長にもらった紙には、撮影場所と集合時間が記載してあった。





「用事は終わったか?」





ドアの前で待ってくれていた秀がポンッとあたしの頭に手をのせ、問い掛けてくる。






「うん!
明日から仕事するんだって!
…って、秀と一緒だから知ってたか。」



秀を見上げて嬉しさを強調しながら話す。






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