一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



そこだけじゃ…物足りないっていうか…なんていうか…。





「秀…なんで……お尻ばっか…触って…。」




恥ずかしくなりながら聞く。



「んあ?
尻なんか触ってねーよ?」



え?


…じゃあ触ってるのは誰?




恐る恐る起き上がって後ろを振り向く。




「…!未来ちゃん!?」



「はぁ!?」



「未来もいれて-!!!」





う"っ…。




「ガキは寝ろ。
俺は疲れたのー。」



秀はあたしにくっついて、べーってしてる。



子供みたい…。




「しゅう兄ちゃん一緒じゃないとやぁ〜だ〜!!!」




ベットの上で駄々をこねる未来ちゃん…。



2人とも似てる。





「ふぁ〜。」



大きなあくびをしながら、目を擦る未来ちゃん。



「おら、ねみぃんだろ?早いとこ寝とけ。」



「やぁだ〜!!!
しゅう兄ちゃんとねるの〜!!!」




どうしても秀と寝たいらしい…。



「しょうがないよ。
今日だけなんだから、寝てあげなよ?」



秀の耳元でボソッと呟く。

ここでずっと駄々をこねてても、未来ちゃん寝れないからね?






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