一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
興味本位で沖合いに向かう。
いることはいるけど、流石に人は少ない。
ゴーグルを着用して、海の中を覗いてみる。
うわぁー…。
見たことない魚がすごいいっぱいいる〜!!!
すごいすごい!
いろんな魚が泳いでるもんだからついつい見入ってしまう。
ん〜…。
よく見えないなぁ。
頭を深く水のなかに入れる。
うわぁっ!!!!!
頭を入れすぎて浮き輪ごとひっくり返ってしまった。
「ん"〜!!!」
あたしは泳げないんですがぁ…。
手足をバタつかせる。
あ!
浮き輪!!!
この辺にあるはず!!
手を必死にバタつかせて、浮き輪を探す。
─────ガシッ。
あった!
あたしの浮き輪…。
水から頭を出す。
「ぶぁ〜……。
し、死ぬかと思った…。」
砂浜のほうに急いで向かう。
はぁはぁ…。
沖合いをなめてたよあたしは…。
「美姫〜お前さっき、一人で踊ってただろ?」
話しかけてきたのは龍くん。