一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



え!?





「見てたの!?」




「うん。ずっと。」




は…。



はぁーー!!!??




「見てたんなら…助けてよ〜。
死ぬとこだったんだからー!」




龍くんに飛び掛かろうとしたとき…。





「「「龍さま〜!」」」




え…。



「うがっ!」





押し寄せてきた女性の大群に押し倒された…。




「龍さま!
一緒に泳ぎましょう?」


「こっちにいらして〜?」




もぉたくさんのお友達ができたんですね〜?




精々仲良くしてくださいよ!





浮き輪をつかみなおして、龍くんたちと距離をおく。



女好きの龍くんにはお似合いですよね!





ツーンってしながら海の浅瀬を泳ぐ。





───────ポキッ。





「いだっ!!!」





あ、足がー!!




…つった。




バタ足ができない…。

そんでもって痛いー!





とりあえず、さっきみたいに溺れないように浮き輪にしがみつく。




「痛いよー…。」





前にも進むこともできないし…身動きが出来ない。






< 195 / 269 >

この作品をシェア

pagetop