一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
叫ばれた……そして、突き飛ばされた…。
「ってぇ…ーーー」
「ふざけないで…!な、なにが無防備よ!!無防備だったら勝手にキスしていいの!?意味わかんない!!サイテー」
そう俺に言うと、美姫はドアに向かって走りだした。
出ていくのか……………………。
と、思ったがなにやら、ドアが開かないらしい……。
…バカだ……サイコーなまでのバカだ。
部屋の中からは引いてドアを開けるのに
あいつは…美姫は力一杯押している。
いつも使ってんじゃねーのかよ。
それなのに間違えるって、相当ばかだろ。
俺はたまらず、笑いだしてしまった。