一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



「だ、だって!
秀が手離すから…。」





あたしは秀から身体を離す。


さっきみたいになりなくないから…。




「離れていいの?
俺、魚に夢中でまたうっかりはなしちゃうかも…。」




え!?



それはホントに困る!!!




とっさに離した身体を再び秀にくっつける。






その瞬間、ニヤ〜っと笑う秀の顔をあたしは見逃さなかった…。




「意地悪ー!!!」



「とかいいながら、しっかり抱きついちゃって〜。」




だって…溺れたくないんです。




なにも言い返せなくて下を向く。




「じゃあ…もう少しこのままでいよっか?」




秀の腕に力が入る。



あたしは秀の両肩に手を置いて、上から秀を見てる状態。





「上から見られるのも悪くないな?美姫なら。」






そういって、あたしの胸に顔を埋める秀。




「ちょ…!秀!」



「いいじゃん。
ちょっとだけ…。」




うぅ…。

ちょっとだけなら…。




「…っひゃ!こら〜!!!それはダメでしょ-!?」





秀はあたしの胸をペロペロ舐め始める。


人がいっぱい…いるのに…。






< 200 / 269 >

この作品をシェア

pagetop