一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「だ、だって!
秀が手離すから…。」
あたしは秀から身体を離す。
さっきみたいになりなくないから…。
「離れていいの?
俺、魚に夢中でまたうっかりはなしちゃうかも…。」
え!?
それはホントに困る!!!
とっさに離した身体を再び秀にくっつける。
その瞬間、ニヤ〜っと笑う秀の顔をあたしは見逃さなかった…。
「意地悪ー!!!」
「とかいいながら、しっかり抱きついちゃって〜。」
だって…溺れたくないんです。
なにも言い返せなくて下を向く。
「じゃあ…もう少しこのままでいよっか?」
秀の腕に力が入る。
あたしは秀の両肩に手を置いて、上から秀を見てる状態。
「上から見られるのも悪くないな?美姫なら。」
そういって、あたしの胸に顔を埋める秀。
「ちょ…!秀!」
「いいじゃん。
ちょっとだけ…。」
うぅ…。
ちょっとだけなら…。
「…っひゃ!こら〜!!!それはダメでしょ-!?」
秀はあたしの胸をペロペロ舐め始める。
人がいっぱい…いるのに…。