一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



「んー!!」




すぐ離れたはずなのに。

秀に頭をガッと引き寄せられて、再びキスをする。





「ハァ…ッ…短い。」




み、短いって…逆に秀は長くて舌が入ってくるんですけど!





「〜〜〜ッ!」



とは言えないから声にならない叫びを心のなかにしまう。




「ん?もう一回?
しょうがないな〜。」




そう言って再びあたしに顔を近付けてくる。




「しません。」



スッと立ち上がって、花火をしてる皆の方へ向かう。



「え〜?冷てーなー。待てや!」



秀もあたしの後を追っかけてきて、手持ち花火を皆でやる。



相変わらず翔くんはブンブン振り回してるから翔くんには近づかないようにして花火をする。




てか…龍くんの姿が見えない。




辺りを見回す…と。




砂浜に座ってる龍くん発見。


こっそり行って、驚かせてあげよう。





忍び足で龍くんに近づく。


なにやら携帯をいじってるみたい…。


後ろからヒョコっと顔をだして携帯の画面を覗き込む。






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