一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
最悪だよ〜。
なんでこう、あたしは頭が残念なんだろうか…。
でもよかった。
補習って言っても、教科の担当の先生だし…少なくとも福澤先生にはならないと思う……。
でも…今回の補習、数学なんだよな〜。
やめたやめた!
嫌な事を思い出すから、考えるのはやめよう!
取り敢えず、言われたとおり図書室に向かう。
いつもは自習室なのに…なんで図書室?
まぁクーラーついてることには変わりないし、いっか!
軽い足取りで図書室に向かう。
決して補習が楽しみなんじゃないですよ!?
出来ることなら今すぐ帰ってベットにダイブしたいよ-!
寝たい。
「ちゃっちゃと終わらせて寝てやるぞー!」
あたしは早く寝るため走って図書室に入っていく。
「失礼しまー……ッ。」
なんで…。
なんで福澤…先生が…いるの?
「やぁ。待ってたよ?佐藤。」
ニヤリと笑いながら話し掛けてくる。
怖い…。
すぐにそう感じた。
秀…怖いよ……秀!!!