一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



うっすらと目を開けて秀を見上げる。





「ん"〜…。」




唸り声をあげてすぐ隣にいる秀に抱きつく。




「どうした?」



心配そうにあたしを抱き締めてくれる。




「ううん…。なんでもないよ?」




抱き締めている腕により一層力を加える。





秀と一緒にいれば…先生のことなんて忘れられる。




だから…明日からも頑張ろう…。




誰にも気付かれないように…。






決意したのはよかった…。





それからあっという間に1ヶ月が過ぎようとしていた…。




補習は今も行われている。



毎日はないけど…週に2、3回ぐらいのペース…。




先生はあたしが間違えると『お仕置き』をするようになった…。 





「また間違ってる。何個付けたら気が済むのかな?」



クスクス笑いながらあたしの襟をめくって顔を近付けてくる。



「………ッ…。」




行為が終わると、襟を元に戻す。




先生があたしに付けたのはキスマーク…。




服を着ているから見えてないけど隠れているところにいくつも付いてる…。






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