一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
それから、悠太兄はあたしを家まで送ってくれた。
「なんかあったら、すぐ来いよ!?」
そんなことを言って、車を走らせて行った。
家のなかに入る。
どうやら秀はまだ部活で帰ってないみたい…。
あたしは秀の部屋に入る。
秀が帰ってきたら、すぐに話が出来るように…。
あたしは秀のベットに顔を沈める。
今まであったこと…秀に全部話すね?
だから…あたしから離れて行かないでよ?
秀があたしから離れていくことを考えたら自然と涙が出てきた。
あたしって…つくづく泣き虫だ。
秀が来るまで…ここで寝かせてもらお…。
…おやすみなさい。
─────────────
───────────
─────────
「……ん。」
薄目を開ける。
「うわぁ!」
目の前には秀のドアップ。
ビックリした…。
「俺の部屋で、何してるの?」
え?
…なんか、機嫌悪い?