一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
理由を説明するあたしを首を上下に動かしながら見てる。
「ふ〜ん。
それで俺のとこに来たんだ。」
静かに頷く。
秀と龍くんと翔くんは三人揃って頭いいけど、一番こういうのに向いてるって思ったのは龍くん。
秀に教えてもらうと、違う方向に行っちゃう気がするし、かといって翔くんは全然勉強しないで遊んじゃいそう…。
ここは、やっぱり龍くんしかいない。
「お願い!手伝って〜…。」
顔の前で両手を合わせて頭を下げる。
「…。うん。いいよ。」
「ありがとう!!!」
そのまま龍くんの部屋にお邪魔して、早速指導?をしてもらう。
……………………………。
「できたー!!!!」
はい。
割り振り完了しました!!
「まぁ、大体はいいっしょ。
あとはこれから細かいとこ直していけば大丈夫。」
「ありがとうございました!」
勢い良く頭をさげた。
も〜…ちょー助かった!!
龍くんに聞いてよかったな〜。