一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜



なんとか全ての準備が整い、無事に開店することができた。






ここだけの話。
秀のスーツ姿…ハンパなくかっこいいです。




秀の姿を見るだけでボーッとしちゃいます。




だから咲希ちゃんに怒られる。



だけどかっこいいと思ってるのはあたしだけなわけがなくて、さっきから秀はお客さんに引っ張りだこ…。




お店の利益があがるのはいいと思うけど…。




お客さんがうらやましい…。

あたしもスーツ姿の秀にちやほやされたいよー!






だめだー!
秀を見ちゃうと仕事に集中できない!


集中だ…集中。



自分に言い聞かせて裏に戻ろうと歩きだす。





「はぁ…。」



小さくため息をついて仕事に戻る。






午後になっても、お店の盛況は変わらず、大繁盛。



そのせいもあってか、あたしは休憩をはさまないで1日中ずっと動いてた。



おかげで、秀がお客さんと話してるのをあまり見ずにすんだ。






時間も夕方になってきて、お客さんの数も減ってきた。




やっとあたしにも休憩時間がやってきた〜。






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