一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「んー…。どうするも何も……」
咲希ちゃんは『困ったな』と、悩んでいる。
「よし!とりあえず一緒に暮らしてることは隠して、学校では最低限話さないことだね!」
やっぱそうだよね。
みんなにあたしが秀たちと一緒に暮してることがばれたら
どんなことされるか…
考えるだけで恐ろしい………。
「よし!!咲希ちゃん、あたし頑張るよ!!!」
「うん。頑張りな!あたしはどんなことがあっても、あんたの見方だから」
「咲希ちゃ〜〜ん!!ありがとー」
あたしは咲希ちゃんに抱きついた。
ホントに咲希ちゃんはいい人だよ。
あたしは知らなかった。
この話を咲希ちゃん以外の誰かが聞いていたことを…。