一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
…言われてみれば。
顔は赤いし、目がトロンとしてる。
…かわいい。
「美姫ちゃんはお前が介抱してやれよ☆」
それだけ言うと和人は彼女んとこに行ってしまった。
…さて、とりあえず美姫に話を……………。
「美姫?」
「スー…スー…スー…」
なんだこの規則正しい寝息は…。
完全に寝てるじゃねーかよ。
ほっぺをツンツンしてもむにゃむにゃ言うだけで決して起きない。
しょうがねぇ…和人の言うとおり俺が介抱するしかねぇか。
決めた瞬間、美姫をお姫さま抱っこする。
「わりぃ。
俺たち先帰るわ!酒飲んでんのばれないようにしろよ?んじゃ。」
それだけ言って打ち上げ会場をあとにした。
道を歩いてるときも、美姫は起きないし起きる気配もない。
…んにしてもほっぺ紅いー!
可愛すぎだろこの顔。
ちゃっちゃと家かえってお楽しみじゃ!!!