一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
さすがにぬるいな…。
まぁいいか。
俺はそのまま美姫を上に向かせて、口を塞いだ。
その瞬間に自分の口の中にあった水を美姫の口の中に移す。
「ん…ん……ゴクッ。」
飲み終わった美姫の口の端から、水が少しこぼれてて、なんかエロい。
「うまい?」
「…ぬるい……。」
もっともな感想。
今ので大体目が覚めたみたいだ。
まったく、起きるのにどんだけ時間かかるんだよ。
そっから美姫に腕まわして、後ろに体重乗っけた。
美姫が俺に寄り掛かってる感じ。
「白鳥祭疲れたな。」
「うん…。
秀めちゃくちゃ人気だった…。」
少し俯きかげんになる美姫。
「でも、スーツめっちゃ似合ってたよ!!あれ見た人はイチコロだよ…。」
どんな女に似合ってるって言われても嬉しくねーけど、美姫に言われるとめちゃくちゃ嬉しいわ。
「美姫がオちたんなら、問題ねぇよ?」
耳元で囁く。
「バカ。」
美姫は真っ赤になって俺を見上げた。