一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
俺が笑ってたら美姫が耳元で、『とっくのとうに惚れてるよ。』だって…。
おー!!!???
どうしたんだこいつは!
なんか変なもん食ったか!?
面と向かってこんなこと滅多に言う奴じゃねぇし…。
でも、とりあえず嬉しいから美姫を思いっきり抱き締めといた。
に、してもこいつ…
「細すぎ…。ちゃんと食ってんのかよ?」
「食べてるよ?朝昼晩三食きっちりいただいてます。」
それにしちゃ細すぎる。
これからは、もっとなんか食わせなくちゃ。
「明日どっか行くか?」
ちょうど明日も休みだし、どっか美姫の好きな場所でも連れていって…「やだ〜!!!」
「はぁ"??」
美姫の否定の言葉に思わず低い声が出てしまった…。
そのせいで、美姫が少しシュンとなる。
「だって…どっかに行くより秀とゆっくりしてたいんだもん……。」
…。
「…──ギャッ!」
美姫を思いっきり押し倒した。
「それって…襲われたいってことでいいんだよな?」
こんな素直な美姫は滅多にない…。
いただきます!