一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
数分後、龍くんは『お待たせ』っとあたしに言って靴を履いた。
「さっ、行こうか!!」
「うん!」
あたしと龍くんは並んで歩きだした。
「何頼まれたの?」
龍くんが聞いてきたので、あたしは買ってくるものが書かれた紙を龍くんに見せた。
「多分今日の晩ご飯の材料だと思うよ」
「それはわかるけど、この一番下に書いてあるやつ何?」
ん??
一番下?なんだろ?
あたしも気になって、龍くんの持っている紙を覗き込んだ。
どれどれ〜??
…なんだ?これ……
あたしにもわからない。
「あたしもわからない…。なんだろうね!」
あたしは笑顔で答えた。