一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「いや。俺に任せとけ。」
そういうとどっか行ってしまった。
あたしはどうすれば…。
そのばに立ち尽くして約10分。
龍くんが瓶を持って走ってきた。
「あったぞ。
『桜』って、酒だった…。」
お母さん…未成年の子供にお酒を買わせる気ですか…?
犯罪です。
「よし!会計いくか!」
絶対バレるよ!
って言ったけど、「大丈夫大丈夫」の一点張りで、あたしはしょうがなくレジに向かった。
店員さんは疑うことなくすんなり買えちゃった…。
おいおい…。
買ったものを袋にいれながら、結構たくさん買ったなー!!っと思うと共に深い罪悪感が残った。
なぜかって???
そりゃ未成年なのにお酒買っちゃったから。
まぁ龍くんのせいにしよう!
あたしは袋を持ち上げた。
重…!
袋はサイコーに重かった。
すると、横で龍くんが何か言ったので龍くんのほうを見る。
「重いでしょ?持ってあげるよ??……」