一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
そう思いながら龍くんの後に着いていた。
「ねぇ、重くないの?」
「こんなの、重いうちにはいらねーよ」
「ふーん…」
あたしには十分重かったんですけどー!!!
ま、いっか!
男の子だから力持ちなのは当たり前だよね。
家に着くと同時にお母さんへの尋問を開始した。
「お母さん?なんで未成年なのにお酒のおつかいさせたの?」
今は未成年者が買うだけで捕まっちゃうんだよ!?
「あら?
でも買えたんでしょ???」
う"っ!!!
確かにそうですが…。
「いいじゃない♪
買えたなら一件落着!美姫ちゃんありがとね!」
なんなんだろ…このやりきれない気持ちは…。