一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
あたしがいつものように咲希ちゃんとしゃべっていると、これまた綺麗という言葉がピッタリな女の人があたしの元へやってきた。
「佐藤美姫さんね?
ちょっと来てもらえるかしら。」
「あ、はい」
あまりの迫力にあはしは、はいとしか返事ができなくて、胸がドキドキうるさかった。
なんだ…この重々しい空気。
あたしは校舎裏に連れてこられてしまいました。
「あの〜…。あたしなんかに何の用が……?」
あたしはおそるおそる聞いてみる。
だって…見るからに綺麗だし、話したこともない…はず…。
だけど…とにかく怖い!!!
だって…あたしと話してる人の後ろに何人も女子が仁王立ちして、あたしをじろじろ見てる…。
もしかして…ファンクラブの子たちかな???
だとしても、あたしなんかしちゃいました!?
いったいあたしに何の用があるって言うのよ…。