一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
「ところで…今何時?」
出そうになったあくびを必死に止めて話題を変えた。
「今は〜…5時。」
5時か…。
まだ少し眠いなー
「ありがとう。あたしもうちょい寝るね?なんか…疲れてて。」
あたしはベットに潜り込む。
当然秀が部屋を出ていくと思ってたけど、なぜか近づいてくる…。
「…そんなにねみぃなら今度は俺が添い寝してやるよ。」
なんか1人でボソボソいってる。
「何ぶつぶつ言ってんの?」
寝返りして秀のいる方向に身体ごと向ける。
バサッ!
「ほら。寝ろ。」
……。
「こんな状態で寝れるわけないじゃん!」
「なんで?翔のときは寝てたじゃん。」
そりゃ寝てたけど…。
秀に抱き締められてる状態で寝れないよー!!
「む、無理。」