一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
そのあとすぐ寝て、次に起きたのは…。
朝でした…。
ズキッ!!!
目が覚めると共に頭にひどい激痛がはしった。
……痛い。
なんか知らないけど、頭がすごく痛い。
なんにも考えられないくらい痛い…。
「おい美姫。起きてんのか?」
秀の声だ…。
なんてタイミングがいいんだろう。
「ん゙〜!!!…起きてるよ…。」
なんでもないように、返事した。
声だすだけで頭に響く。
「美姫?
なんかあった?声変。
入るぞ。」
ガチャ…。
一歩一歩秀が近づいてくるのが足音でわかる。
「どうした美姫?
どっか痛い?」
布団に潜り込むあたしに優しく問いかける。
「どこも…痛くない。」
見えを張る自分。
その瞬間頭に激痛がはしった。
「…ッツ!!」
声にならないくらい痛い。
「嘘つき。どこが痛いんだよ。」
「…あたま…です…。」
やばい…横になってるのにクラクラする。