一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
おかげで、秀の息が肌で感じられる。
「‥‥秀。近い。」
「じゃあ…呼んで?」
秀の甘い声があたしを襲う。
ゔっ!!!!
こんな声つかうなんて卑怯だよ。
言いたくなっちゃうじゃん…。
よし!!!
呼べばいいんでしょ?呼べば!
なぜか開き直る自分。
えぇい!!!
どうにでもなれや!
「秀‥‥‥‥しゃ…ん?」
言った瞬間スッゴク恥ずかしかったけど、ちゃんと秀から顔を背けなかった。