一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜




「なんだ、その声!?」







秀はケラケラ笑いながらあたしを解放してくれた。








びっくりしたー…。







「何?寂しい?」


「え???」





放心状態だったあたしをもう一回ギュッとしてきた。






「んーーーー!」







あたしは放せと言わんばかりに暴れる。






「ん?
足りなかったんじゃないの?」







別にそんなんじゃないですけど!!

ボーッとしてたんですー!




「足りなくなんかないよー!」






< 89 / 269 >

この作品をシェア

pagetop