一気に三人!?〜増えた家族は王子様!?〜
あたしはベッーと舌をだして叫んだ。
「ばーか。
そういうの、逆効果♪」
「逆効果!?」
ーーーーーチュ。
んーーーーー!!!
キスされた…。
なんか嬉しい気もする…。
でも…秀は別にあたしを好きだからキスしてるんじゃない。
どうせ…すぐ飽きてどっか行ってしまう。
そんなのヤダ…。
「秀って、彼女いないの?」
いたらいたで、逆になんかスッキリする。
「いない。俺そういうキャラじゃねーし。」
「そっか。」
でも、次の言葉であたしの心が崩れた。
「でも、最近面白い奴がいてよ、そいつと付き合いて-な-とか思ってる。」
ちょっと顔を赤くして喋る秀。