雨恋-amakoi-
「なんか、奏斗くんおかしかったね…何かあったのかな…?ねぇ?瀬南?」
「…うんそうだね…。」
奏斗くんしか頭にないんだよなぁ…。アタシ。
すると、立花くんが前方からやって来た。
「…よっ!!…あんさぁ、たぶんもういじめられないと思うよ。安心しな。またな。」
それだけ…?と
思ったけど
いじめられないと思うってどうゆうこと?
意味も分からないアタシに繭里は、
「たぶん、立花が美鈴になんか言ったんじゃない?なかなかやるわねアイツも。」
納得していると、
今度は奏斗くんが
やって来た。